㉘営業相手は誰でもいい?

㉘営業相手は誰でもいい?

「契約がとれれば、正直相手は誰でも良い」――これがあなたの本音だとしたら、問題ではないでしょうか?
確かに営業には演技が必要です。しかし、ここを演技力でくぐり抜けようとするのは間違っています。

営業も相手を選ぶべきです。そうでなければ、本当に良い合意をしていくことはできません。
お客さまの会社やご担当、考え方、困っている内容などにあなたが共感できると、相手はあなたに心を開くようになります。

ですから、あなたは契約する相手を選ぶべきなのです。
どういう相手でも合意しようとする、そんな営業は支障が出ます。
こういう相手だったら、合意しようとしないと決めておき、そのことをうまく演出していって初めて、リーディングの効果が出てきます。
極論、ここを解決しない限り、お客さまに対して主導権を握ることは難しいと言うことができます。