㊴自分の困ること、自分の欲しいこと

㊴自分の困ること、自分の欲しいこと

自分の困ること、自分の欲しいこと――これを相手に握られるとあなたは主導権を失います。
しかし、商談では相手にフォーカスしていて、自分が相手からどう見えているか、あまり考えたことがないという営業マンがたくさんいます。
これはもったいない! 交渉のプロにはそう思えてなりません。
なぜなら、相手のことは思うようにいかなかったとしても、自分がどう見えるかは100%あなたのコントロール下に置くことができるからです。

どんなに困ることでも相手から見て、困っているように見えなければよいのです。
同様に、どんなに欲しいことでも相手から見て、欲しいように見えなければよいのです。
「自分の動機が相手からどう見えるか」――これを意識して話ができるようになると、鉄壁の防御力を手にすることができます。
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