国際政治の力関係はどのように決定されているのでしょうか。
主導権の観点で極論を言えば、答えは人口です。
人口は消費をうみますから、どの国も欲しがる経済力に繋がります。
世界の民主主義が景気に大きく影響される以上、各国首脳は、自国に好景気を促そうとする動機を持ちます。
中国のとる行動が仮に倫理的に欠けている面があったとしても、仮に世界に迷惑をかけていたとしても、人口が多いことによって、外交で主導権を失うことはありません。
このように、「欲しい」と「困る」によって織りなされる主導権の発生は政治の世界でもまったく同じ構造になっています。
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