㊻オープンクエスチョンの主導権

㊻オープンクエスチョンの主導権

もっとも簡単に会話で主導権をとるコツがあります。それがオープンクエスチョンです。
オープンクエスチョンとは、WHY?  WHAT? HOW?などの答える側が自由な質問の種類のことです。
例えば「今日の朝ごはんはなんだった?」ーーこれはオープンクエスチョンです。
相手には回答の正解や質問者の動機が見えません。そのため、質問された方が「うっ」となるのが特徴です。

社内会議などでも「あなたはどう思いますか?」「趣旨はなんですか?」「具体的にはどうやってやるんですか?」
この手の質問をされると、回答を持っていたとしてもどきまぎしないでしょうか。
それは、これらがオープンクエスチョンだからです。
なぜ、このような効果が出るのかというメカニズムは第45話「問題提起の主導権」と同じです。

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