52 相手の欲望の琴線に触れなければ

52 相手の欲望の琴線に触れなければ

「あなたが過去に買ったもので、いま要らなかったと感じるものはありませんか?」という質問に「いまにして思えば、要らないものばかりでした」――あなたがそう答えるとしたら、営業は必要か不要かという観点ではダメだ!ということがわかってもらえると思います。
人を動かすものは論理ではありません。
人を動かすものは心理です。
特に、営業では欲望を一緒になって探し当てることが要諦です。
これは、組織相手でも同じです。
論理的な説得を続けても、相手の欲望の琴線に触れなければ、商談が盛り上がることは絶対にありません。
まずは、その理解が合っているか自分の営業をチェックするだけでも変わることができます。