58 お客さまへのNG質問

58 お客さまへのNG質問

お客さまへのNG質問――同じことを2回聞くことです。
これほど合意関係を壊すものはありません。

合意形成の世界では、この質問はさっきの質問と同じじゃないとあなたは思っていても、お客さまが「同じことを聞いてきた!」という印象を持てば、即NGとなります。

注意が必要なのは、公開情報を質問したら同じくNGになるということです。
社員数や創業年などHPなどで調べればわかる内容を質問したら、お客さまにとっては、同じことを2回聞かれたことになります。
「それが欲しい」「ないと困る」の本音探索のパートナーとしては、お客さまから見れば、さぞあなたは勉強不足で頼りなく見えるでしょう。
私は、どんなに忙しくても1時間はお客さまについての勉強時間をとります。
情報インプットとは別に、お客さまの景色を想像してみることにより、質問のレベルをあげることができます。