98 欲しがらないフリ

98 欲しがらないフリ

誤解を招く人を多く見かけます。
これは、説明や表現が悪いだけとは限りません。
相手は、「これがしたいんでしょ!?」とあなたを勝手に解釈するものです。
あなたからすれば、ふつうにしてるだけなのに・・・。
不思議でしょうがないということが起こります。

このような場合、相手があなたをどのように見ているかを客観視することが重要です。
とは言っても、それは簡単にはできない難しいテーマです。
そこで、重宝するのは、「欲しがらないフリ」です。
あなたが欲しいものを「要らない!」と見えるように強めに演出しましょう。

商談で営業マンが「御社のために」と言う言葉をどれだけ相手は真に受けるでしょうか。
相手は「どうせ売りつけたいだけ」と思っているかもしれません。
知らぬ間に起こっている利害衝突。方向性を合わせることにとって誤解ほど邪魔なものはありません。